このページはJavaScriptを使用しています。JavaScriptが無効になっている場合は、有効にしてください。

【メインストーリー第50話】マスターコード

投稿者:
【運営】担当

  • いいね (54)

○司令室

 

一方その頃ランドシップでは…
司令室に船長、マスター、ドクターが集まっていた。

ドクター
「船長、『マスターコード』とは一体何なの?」

 

オフィサー
「『マスターコード』とは、
ノアのプログラムソースとデータ…
いわば、ノアのバックアップだ。」

 

マスター
「ノアのバックアップ…、
だから”第二のノア”か…。」

 

ドクター
「『ノアシード』と似たようなもの?」

 

オフィサー
「同じノアのバックアップには間違いないが、
『ノアシード』はノアのクローンを呼び出すものだった。

『マスターコード』はノアのプログラムを改修、
上書きが可能になるもの。
すなわち、ノアのプログラムを修正出来るものだ。」

 

マスター
「しかし、ノアは既に破壊されている。
今更『マスターコード』を入手しても
意味がないんじゃないか?」

 

オフィサー
「いや、利用する価値が十分にある。」

 

ドクター
「その『マスターコード』を利用するとどうなるの?」

オフィサー
「『マスターコード』をうまく利用すれば、
『ノア』のエミュレータを作成することが可能となる。」

 

ドクター
「エミュレータ…?
代替品を作ってどうするの?」

 

オフィサー
「エミュレータから『ノア』の命令で動いているものに
アクセスし、無効にすることが可能になれば、
人類の脅威を大いに減少する事が出来る。」

 

マスター
「白百合が言っていた事と同じだ。」

 

オフィサー
「しかし…、問題はノアが『人類を滅ぼす思考に至る』
というバグを解消する必要がある。
これに関してはソースとデータを解析してみなければわからない。」

 

マスター
「確かにそのまま復元したところでは
何の意味もなさない。また悪夢が再来するだけだ。」

 

オフィサー
「その通りだ…。
誰かの手により『マスターコード』をそのまま悪用されると
ノアが再び復活してしまう恐れがある。

その結果、また大破壊が起こる可能性がある…。」

 

ドクター
「大破壊…。」

 

オフィサー
「アラドは恐らくノアを復活させようとしている…。
そうなると確実に人類は全滅するだろう。」

 

マスター
「何としてでも阻止しないと…。
フェロー達がうまくやってくれればいいが…。

くそッ!!俺の身体がこんなんじゃなければ…!!」

 

ドクター
「マスター、仕方ないわよ。
今はあの子達の無事を祈りましょう。」

 

マスター
「…ちょっと用を思い出した。席を外すぞ。」

 

ドクター
「うん?ええ、行ってらっしゃい。

で、話の続きだけどなぜそのようなものが
グラウンド・ゼロの『パンドラ』にあるの?
ノアは地球救済センターというところにあったはずよね。」

オフィサー
「記録によると、大破壊直前まで
ノアのバックアップ施設は3つ存在した。

『セム』『ハム』『ヤフェテ』など、聖書に登場する
ノアの息子たちの名前が付けられていたらしい。

そこには先程も言った通り、
ノアのプログラムソースやデータのバックアップ
『マスターコード』が保存されていた。

その中の1つが『パンドラ』と我々は呼んでいた。」

 

ドクター
「バックアップは3つもあったのね。
その他の施設は今も存在するの?」

 

オフィサー
「大破壊直後に『パンドラ』以外の施設は破壊されている。
恐らく『ノア』が『マスターコード』の存在に気付き、
破壊したのだと推測している。」

 

ドクター
「確かにノアにとっては都合の悪い存在ですものね。
でも、なぜ『パンドラ』は破壊されていないのかしら?」

 

オフィサー
「他の施設は地上にあったらしいが、
なぜかグラウンド・ゼロにある『パンドラ』だけは
地下の奥深くに存在していた為、無事だったようだ。

なぜこの施設だけ地下深くに作ったかは謎だが…、
もしかすると人類も”何か不測の事態”があった際に
破壊されないよう、地下に保管したのかもしれないな。」

 

ドクター
「なるほど、ある意味不幸中の幸いね。」

 

オフィサー
「うむ。全て破壊されていたら
人類に希望は無かったかもしれない…。」

 

ドクター
「そうね…。あれ?
…そういえば、ロウは?」

エンジニア
「ロウならついさっき、
戦車を作ってあげたからそれに乗って
みんなの元に向かったよ。」

 

オフィサー
「エンジニア、ご苦労だった。
そういえば、マスターが帰って来ないな。」

 

エンジニア
「マスターならさっきすごい形相で
桟橋の方面に走って行ったよ。」

 

ドクター
「まさか…。」

 

オフィサー
「…まずいな。マスターの身体で
外に出るとキャンサーの影響が…。

至急、ロウ君に連絡を取ってくれ!!」

 

オペレーター(ゆるふわ)
「了解です!」

 

ドクター
「マスター…。」

 

To Be Continued…


トップページに戻る