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【メインストーリー第25話】より強くなる為に

投稿者:
【運営】鶏太朗

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○ガレージ

 

ガレージにはランドシップの強化を計る為
エンジニア達の姿があった。

エンジニア
「さて…っと。
雪原地帯に行く為にランドシップを強化しないとね。」

 

フェロー
「えっ、ランドシップって雪の中走れないの?!」

 

エンジニア
「殆ど荒野か砂漠だしね。
一応海の中も走れるんだよ!」

 

フェロー
「お~!さすがシップっていうだけあるね!」

 

話をしていると、ショップ姉妹が大きな荷物を
荷台に乗せてガラガラとやって来た。

売店の店員
「よいしょ…っと。
エンジニアさんに頼まれていたパーツを
トレーダーさん達から仕入れてもらいました!」

 

メタルショップ店員
「こっちも雪山のモンスターだから
火炎系の武器をたくさん仕入れておいたよ… …。」

 

フェロー
「まるやきにしてくれるわ!
ブロロローー!!ってやつだね!」

 

メタルショップ店員
「ほら、ファイヤーダンス…カークスボイラー…
ケルベロス…色々あるよ… …。」

 

売店の店員
「おー、さすが、お姉ちゃん!
これで皆さん安心して戦えますね。」

 

メタルショップ店員
「えへへ… …。」

 

エンジニア
「ん~…。あとは足周りに付ける
雪かき的なものがあれば良いんだけど。」

 

フェロー
「スタッドレスタイヤじゃダメなの?」

 

エンジニア
「いやいや、クルマじゃないんだから…。」

 

フェロー
「あっ、そっか。」

 

エンジニア
「大きい魚のヒレみたいなの無いかな?
すごく丈夫な物だとさらにいいんだけど。」

 

売店の店員
「う~ん…魚みたいなモンスターいましたっけ?」

 

売店の店員
「あっ、ヒゴイウオとかどうでしょう?
マゴイウオなんかも!」

 

フェロー
「それ…、『ランドハスキー』の遺伝子組み換え技術で
生み出した改造賞金首じゃん。
しかも季節外れだし、アイツらヒレ落とさないし…。」

 

メタルショップ店員
「ソラトビウオ… … 機械のエラを落とす… …。」

 

エンジニア
「いやいや、さすがに小さすぎるよ。」

 

売店の店員
「あっ、コハン草原にいる
“サカナツェペリン”はどうでしょう?」

 

メタルショップ店員
「あのお魚さん… …フワフワしてて可愛い… …。」

 

エンジニア
「確かに”サカナツェペリン”のヒレなら大丈夫かも。」

 

エンジニア
「じゃ、フェローさんよろしくね。」

 

フェロー
「またスターフォールに戻るの~…。
最近扱いがひどいよ~…。」

 

エンジニア
「あ、お土産にスターフォール名物
ぬめぬめバーガー買ってきてよ。」

 

フェロー
「聞いた事もないし、
絶対それ美味しくないでしょ…。」

 

─ 数時間後…

 

○ガレージ

 

フェローは目的を果たし、
ガレージに駆け込んできた。

 

フェロー
「ハァハァ…とってきた…どー!」

売店の店員
「おつかれさまです!
まんたんドリンク飲みますか?」

 

フェロー
「の、飲む…。ゴクゴクゴク…。」

 

フェロー
「…うっ…!まんたーんドリンクっ!」

 

エンジニア
「うるさいなぁ…。
で、依頼した物はどこ?」

 

フェロー
「はい。これでいいでしょ?」

 

フェローは荷台に乗った、
沢山の鋼鉄のヒレを指さした。

 

メタルショップ店員
「ヒレが… …いっぱい… …。」

 

エンジニア
「おー、いっぱいだね。
これで足回りの強化が出来るよ!」

 

フェロー
「そういえば、ついでにこの素材も手に入ったよ。」

 

エンジニア
「お~、メカ浮き袋残骸。
空に浮かぶ原理はよくわからないけど、何かに使えそうだね。」

 

メタルショップ店員
「これを大量にランドシップに取り付ければ… …
空中戦艦みたいになるかな… …。」

 

フェロー
「『ははは!見ろ!人がチリのようだ!』ってやつだね!」

 

エンジニア
「それ大破してるし、色々とダメじゃん…。」

 

フェロー
「そういえば、エンジニアってすごいよね。
一人で殆どランドシップのあれこれやってるしさ。」

 

エンジニア
「ん?そうかな?ボクはみんなと戦えないから
こうやって影ながらサポートをしてるだけだよ!」

 

フェロー
「そんなに技術もあるんだし、
自分でガレージを開けばいいのに。
なんでエンジニアはランドシップにいるの?」

 

エンジニア
… …。

 

エンジニア
「ボクね、小さい時に両親を亡くしてて
孤児だったんだ。」

 

フェロー
「あっ、ごめん。聴いちゃいけなかったかな…。」

 

エンジニア
「ううん、大丈夫。」

 

エンジニア
「ボクはすごく大きな湖があるレイクランドってところの
フロータシティって街の孤児院で育ったんだ。」

 

売店の店員
「確か、レイクブリッジって名前の大きな橋が
有名なところですよね。」

 

エンジニア
「うん。お父さんが結構有名な
腕ききのエンジニアだったんだ。」

 

エンジニア
「お父さんの影響なのか、
小さい時から機械とかをいじったりするのが好きだったんだけど、
孤児院を出た後フロータシティのガレージで働いていたんだ。」

 

メタルショップ店員
「お父さんの血を受け継いだんだね… …。」

 

エンジニア
「旅の途中に立ち寄った船長達が
たまたまボクが働いてたガレージに来てね、
船長が乗っていた戦車を改造してあげたんだよ。」

 

フェロー
「え?船長って元々ハンターだったの?」

 

エンジニア
「そうだよ。
現役時代は「黒獅子」と恐れられていた
凄腕のハンターだったんだよ。」

 

フェロー
「ほえ~。そんなすごかったんだね。」

 

エンジニア
「それで「私達と一緒に来ないか?」って
船長に誘われて、今に至るって感じかな。」

 

フェロー
「腕を買われたってことか~。
船長もなかなか隅に置けない男だね!」

 

エンジニア
「まぁ、その頃から色々お世話になってるし
本当に船長には感謝してる。
だからボクも恩返ししないとって思って。」

 

売店の店員
「エンジニアさん…。」

 

エンジニア
「よしっ!この話は終わり!
今から作業に取り掛かるから
完成したらカベノウエへ向かおう!」

 

売店の店員
「私もお姉ちゃんと一緒に手伝います!」

 

メタルショップ店員
「もちろん… …。」

 

フェロー
「じゃ、あたしは研究所に戻るよ~。
またね~!」

 

エンジニア
「はいはーい。また後でねっ。」

エンジニア
… …。

 

エンジニア
(お父さん…お母さん…。)

 

To Be Continued…


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