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【第87回目】バトルワゴンの話

投稿者:
【企画】 武藤

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ハッチスクワット!(挨拶) どうも、企画担当の武藤です。
今回は戦車『バトルワゴン』のお話になります。
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『バトルワゴン』のモチーフとなったのは、アメリカの『M113』になります。
『M113』は、乗員2名に加えて11名の兵員を乗せられる装甲兵員輸送車(Armored Personnel Carrier)です。
武装は12.7mm重機関銃が一丁、装甲はアルミ合金製と本格的な戦闘には向いていませんが、1960年の採用以来、ベトナム戦争から現代まで様々な改修やバリエーションを経て活躍しています。

エンジンがガソリンからディーゼルになり(M113 A1)、
ハッチまわりに装甲板が追加され、12.7mm重機関銃には防盾がつき、やはり防盾つきの7.62mm機関銃やグレネードランチャーを追加したり(M113 ACAV : Armored Cavalry Assault Vehicle)、
指揮通信車になってみたり(M577)、
小型砲塔と火炎放射器を追加してみたり(M132)、
20mm対空機関砲を乗せて対空自走砲になったり(M163 VADS : Vulcan Air Defense System)
輸送車になってみたり(M548)、
核ミサイルを積んでみたり(M474、M667)、
他の装甲車の砲塔を積んでみたり(M113 FSV、MRVなど)
増加装甲やらRPG対策のバー・アーマーやら付けてみたり(M113 A3)、etc, etc…

まあ、とにかく色々なバリエーションがあります。
それだけ様々な戦場で活躍してきたということでしょう。

アメリカ軍は後に歩兵戦闘車(Armored Infantry Fighting Vehicle)という車両の開発を行いました。
歩兵戦闘車は装甲兵員輸送車を一歩進めて、銃眼(ガンポート)等を備え、兵員が乗車したまま外に攻撃(射撃)できるようにしたものです。
何か他にも厳密な違いがあるのかもしれませんが、とりあえずそういう物だと思ってください。
これは何やかんやでアメリカ軍には採用されなかったのですが、試作車を作った会社は『M113』をベースに『AIFV(そのまんま、Armored Infantry Fighting Vehicle です)』という車両を制作し、オランダなどの諸外国で活躍しました。

結局アメリカ軍の歩兵戦闘車は何になったのかというと、『M2ブラッドレー』という車両になります。これは1979年に採用され、これまた改良されつつ現在でも活躍しています。
『M113』をこれにリプレースする予定だったと思うんですが、コスト面やら何やらで全取っ替えにはならなかったようです。

『メタルサーガ』シリーズにおける『バトルワゴン』ですが、いたってプレーンな感じで登場しています。M113 A1とかA2くらい。
プレーンなだけに、砲塔や足回りで色々遊べて面白いクルマになっているんじゃないかなあ、と思います。

というわけで今回は戦車『バトルワゴン』のお話でした。
装甲兵員輸送車や歩兵戦闘車にはカッコいいのが多いので、もっと色々出していきたいところではあります。

それではまた次回。


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